ローテ サークルオブレジェンド

テスト期間だったので参加するつもりはなかったのですが、ありがたいことに副島くんやラティ妹さん,くるすさんから構築案及び個体を頂けたので参加することにしました。

結果は25勝5敗でレート1771の12位でした。 WCSを目標にしてプレイしている人間として、このような大会で1桁にも入れていないことは恥ずべきことであり、構築を下さったお三方にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
一応、構築を下さった方々に感謝の意味も含めて内容を書いておくので、もしよろしければご覧下さい。




アルセウスゼルネアスグラードンレックウザのスタンダードな4匹に、相手のダークライゼルネアスアルセウス等に対するメタカードを2枚仕込んだ形の構築となります。
主な勝ち筋としては、鉢巻グラードンで削ったところをアルセウスレックウザで縛り,相手の行動選択肢が狭まったところで安全にジオコントロールを決めていくと言ったところです。

以下個別
(lv.100で行われた大会のため、実数値が分かりにくいでしょうから努力値で表記します)


グラードン (陽気 H4 A252 S252)
構築の1番最初に入ってきたポケモン
このルールではトップクラスのポケモンに地面を半減以下に抑えられる駒がレックウザしか存在せず、グラードンを一撃で倒せるポケモンも存在しなかったため採用(ジャンケン要素を減らせる)。ゲンシカイキしてしまうと相手のグラードンに一撃で倒されてしまったり、ローテションバトルの仕様上2ターン目から水技を警戒しなければならなくなるため鉢巻での採用に。大方のポケモンを60%以上削るので、地震が一度通ると珠アルセウスの神速圏内に入ることが多いです。

・ゼルネアス(臆病 H44 B28 C184 S252)
ご存知の通りジオコントロールと言う技は非常に強力なのですが、このローテと言うルールにおいては特にそれが顕著に現れていました。通ってしまえばゲームが終わるといっても過言ではないでしょう。そんなポケモンを採用しない理由もなく、グラードンの打つ「地震」を透かしてくるレックウザやオリジンギラティナ,イベルタルに対して有利なフェアリータイプで攻撃面での相性も非常に噛み合っているのも非常に強力。
アロマセラピーはラティ妹さんの案で、相手の電磁波ルギア構築や上手くダークライを処理できなかった場合の最終手段として採用。一度だけ打ちました。サブウェポンは気合い玉で、鋼アルセウスが居る場合に打ちます。
耐久は命の珠を持った意地っ張りアルセウスの神速を2発耐えるように。ジャンケンが絡むルールのため、相手のゼルネアスと鉢合わせた際でもワンチャンスを残せるよう素早さは最速に。メガシンカ前のレックウザを抜けているのも非常に大きなポイントで、フェアリーの通りが良い相手には初手ジオコントロールではなくムーンフォースを連打していくこともありました。
Cを削ったことによりムーンフォース2発でアルセウスを倒すことが出来なくなってしまいましたが、少し削ってしまえば圏内に入ってしまうので大きな問題ではありませんでした。

アルセウス(陽気 H4 A252 S252)
どのポケモンも半分以下まで削ってしまえば、大体がアルセウスの神速圏内に入るため非常に楽なゲームです。
このルールでは舞って全抜きすると言うよりも、裏から投げて削れた相手を掃除する動きをする方が多かったです。
レックウザが少し重い構築であったので、レックウザの上から神速を打てるよう最速にしました。

レックウザ(陽気 H4 A252 S252)
グラードンと同じような理由で主に削りに使うポケモン。飛行技も非常に通りが良く、襷で行動が保証されているため初手で相手にゼルネアスが居てもそれほど気にせず動かすことが可能です。また、ゼルネアスもグラードンも通らない「ホウオウ」を大きく削る重要な駒でもあります。メガシンカするために画竜点睛は確定として相手のグラードンをワンパンするための波乗り、アルセウスと合わせてゲームエンドの範囲を広げられる神速、先手後手に関係なくレックウザを襷まで削れる流星群。波乗りと流星群は他の技でも良かったかもしれません。

ミュウツー(無邪気 H4 C252 S252)
この構築に於ける唯一の明確なダークライメタ。身代わりでダークホールを無効化し、メガ後のけたぐりでダークライアルセウスを1発。
身代わりを挟みつつジオコントロールゼルネアスに自己暗示を通すことで非常に有利なゲームが可能です。結局ジャンケンではあるのですが、ミュウツーを出した3試合全てでジオコントロール自己暗示を決めることに成功しました(ダークライがあまり居なかったため選出回数も少なかった)。しかし、C2段階上昇サイコブレイクでも相手のゼルネアスが一度も落ちなかったのでこれは大きな誤算でした。

ジラーチ(陽気 A252 B4 S252)
神速とフェアリーが半減で、このルールに於ける2大積みポケモン両方が積んだ前でもフリーで動けるポケモン。しかもジャンケン外しを60%でカバー出来ると言うおまけ付き。
若干Bに努力値を割きたかったのですが、Aを振り切ることでゼルネアスがギリギリ2発になる程度の火力しかなかったためASで妥協しました(このルールに於ける最強ポケモンを60%で機能停止に追い込める時点でかなり強力)。
また、一撃で沈められることが少ない上に60%怯みのお陰で相手にダメージを蓄積しやすく、アルセウス圏内に持っていて勝ちと言ったことが多かったです。