【VGC2016ダブル】フェイントドーブルゼルネアス(ジャパンカップ使用)


ジャパンカップとINCで使用。
INCは5戦残しで1827あったんで1位狙ってたんですが、その後アカヌマに負けて50位くらいでした。ジャパンカップはあまり良くないです。

【構築に至った経緯】
 
ゼルネアスを成立させることが勝利への一番の近道だと思ったのでドーブルゼルネアス先発を決定。
 ドーブルゼルネアス先発の際に困るのがミラーで、特にドーブルへの対処だった。そこで何か策はないかと考えた結果フェイントを採用することに。
ドーブル ゼルネアス ミラーの立ち回りは、
ドーブルドーブル猫騙しを打ちながらジオコントロールを選択する。」
仮に相手もドーブル側に猫騙しを選択していて同速に負けたとしても、次ターンのフェイント+マジカルシャインで相手のドーブルを処理できるためイーブンに持ち直せる。この際、相手のワイドガードもフェイントで割れるので、全体技を選択しても裏目がない。何よりドーブルドーブル猫騙しが合法になることがこの構成の最大の利点である
 他の選出については、マンダ絡みならゼルドー側が明らかに強い グラードン絡みならばドーブルを捨て気味ゼルネ慎重に扱い後発マンダで有利 と言った感じだがガルーラドーブルはお祈り。
 一部ではガルドーを好んでミラーに使っていると言う情報を掴んでいたのだけど、自分に都合の良いように捉えどうせ当たらないだろうと切ってしまった。研究不足だった。



【個別解説】

ドーブル 陽気 A212 B44 S252
フェイントと猫騙しのダメージを上げるためASテクニシャンで使用。Bの44は意地っ張りガルーラの猫騙しを確定で耐えるようにするため。
A振りの理由は、ゼルネアスの攻撃と合わせた際、ファイアロー等への確定数が変化するところが大きいため。そもそも耐久に振らなかった際のデメリットはガルーラのグロウパンチを耐えられなくなる程度で、切っていたガルーラドーブル以外にグロウパンチを打たれて困る場面が想定できなかったためこの配分を採用するのに躊躇はなかった。またドーブルの処理をフェイントに依存しているため、命中が下がる可能性のあるムラっ気は採用したくなかったのも理由の1つである。マイペースはフラフラダンス使うPTでもない限りガチで意味ないと思う。
 猫フェイントダークホールまでは上述の理由から採用。最後の枠はガルーラゼルネアスに対処出来る技を入れたかったのだがまともな技が思いつかなく、とりあえずワイドガードを選択していた。そんなときに、アカヌマくんからから"手助け"と言う画期的なアイデアを頂いてそのまま採用。
初手ダクホジオコン選択。この場合、従来ならドーブル側に猫騙しを選択されていると非常に不利な展開を強いられていたのだが、2ターン目に手助け+マジカルシャインを選択することでガルーラを殺しながらゼルネアスもファイアローの鉢巻ブレイブバード圏内まで持っていくことが可能になった。


・ゼルネアス 控えめ H252 B20 C140 D92 S4
 先発ドーブルゼルネアスを成立させるのがコンセプトなのだが、ドーブルの技をミラー選出に対する技で固めてしまったためゼルネアスを直接守る技が少ない。そのため、ある程度雑にダメージを受けさせても死なない耐久ベースで採用した。
 しかし耐久寄りと言っても相手のポケモンを倒すメインの駒でもあるので、最低限必要なラインを確保して残りC。Cを削って耐久に回したゼルネアスの攻撃は微妙に足りないことが多く(特に対ファイアローやゼルネアス、グラードン)、なるだけ高く確保したかった。Sもある程度まで確保したかったが、Cを削ったせいで困る場面の方が多いと感じていたためやむなく切った。


ファイアロー いじっぱり H180 A252 S76 A切れず Sメガ前ガルーラ抜き 残りHP
ゼルネアスのシャインで削ったゼルネアスを縛るため鉢巻きで採用。理由ただそれだけで、後から考えたら珠の方が良かった。


ボーマンダ 無邪気 H4 C252 S252  
 上で書いた通りガルーラグラードンファイアローに使うポケモンなためせっかちでなく無邪気で使用。追い風は相手の追い風に遅れを取らないよう仕方なく採用。


グラードン 陽気 A252 D4 S252
 この枠はイベルタルレックウザも試したのだが、このポケモンでないと相手のカイオーガに好き放題されてしまったため仕方なく採用。
 BIG6系統に選出しない+カイオーガ系に天候を取らずとも殴れるようにするため物理で採用。岩石封じは単なる岩打点と言うだけでなく、Sの低いゼルネアスのサポートとしても機能する。



・サンダー 控えめ H108 B4 C212 D4 S180
 C222根源の波動耐え、控えめカイオーガ抜き。
 クロバット始動系のPTに対して有効なポケモンとしてサンダーを選択。
 同じような仕事ができるポケモンとしてエスパータイプラティオスフーディンも挙げられるが、拘ってしまうため、カイオーガにも一貫する電気タイプを使用。
他の電気タイプを差し置いてサンダーを採用したのは、スカーフ以外の型も環境に存在するポケモンでありながら特性及び耐久値が優秀だったため。
 カイオーガ系の他ではイベルタル系統にもに選出するが、それ以外では全く使用しない。
 また、ボルトチェンジを選択することで天候合戦で有利を取れるため、電気+鋼のようなめざ水ギミックにも対処可能。


【基本選出】

対BIG6 ゼルネアス ドーブル ボーマンダ ファイアロー
カイオーガ系 サンダー ボーマンダorグラードン ゼルネアス グラードンorボーマンダ
対グラカイタクン 勝てない
対ベテパ ゼルネアス ドーブル グラードン ボーマンダ



今年は例年の40倍くらい負担かけてやったけど結果あんまり変わらなくて悲しいです。僕はもう無理です。
僕が勝てないのはポケモンだけの問題でなくもっと他にあるように思うので旅に出ます。さようなら。一緒にやってくれた人、特にげべぼさん、あすちゃん、くるすくん、アカヌマくんありがとう。
と思っていましたが、ただの研究不足だったようです。
一緒に相談に乗ってくれた&フェイントの使用を後押ししてくれた上記の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。彼らが居なかったらこのptがまとまることはなかった
はずだし僕は途中でジャパンカップも諦めてたと思う。毎晩遅くまでポケモン通話につきあってくれて本当にありがとう!!(10/18追記)