少し長くなる。ごめん。みんなにディズニーの良さというか不思議な力を知ってほしい。
去年の誕生日の前夜、ベッドの上にディズニーのパスポートが２枚あって母さんと父さんからのメッセージ付きで「お誕生日おめでとう。彼女と行っておいで！」だとさ。
俺には一緒にいく彼女、ましてや友達なんかいない。でも、親には心配をかけたくなくて、「彼女とご飯いくから」と言っては吉野家でぼっち飯、「友達と遊ぶ」と言っては公園でたそがれたり。
誕生日の朝、俺は両親に「ありがとう。彼女と行ってくる」といい、作り笑顔で家をでた。
とりあえず上り電車に乗った。どうしよう。一人でいくか？いや、それは無理だろう。寂しいなんてものじゃない。しかし行かないのも両親に申し訳ない。
自問自答をしていたとき、隣にとんでもないくらいの美少女が座った。あまちゃんの主人公に似てた。少女は泣いていた。
あまり泣き方がすごかったので、大丈夫かと尋ねた。彼女は涙をふき、「ありがとうございます。大丈夫です。」と応えた。
理由を聞くと、その日彼氏とディズニーに行く予定だったが当日にふられたらしい。しかも理由は彼氏の浮気。「他に彼女いる、やっぱ今日そいつと行くから。お前とは終わりな」と言われたらしい。
俺は少女をなぐさめながら、心の中でブチギレていた。彼女をなんとか笑顔にしたい、そう思った。
そっからは話が早く、俺がチケット２枚持っているが行く人がいないこと、友達になりたいことを顔を真っ赤にしながら伝え、一緒にディズニーへ行った。一緒にまわった。少女は笑顔になった。俺は、なんとかして嫌な気持ちを忘れてもらおうと必死になった。帰りの電車で連絡先を交換し、帰路についた。
そのときの美少女が今の妻です。
チケットは高いけどディズニーって、そういう運命や夢が手に入ると思えば安いと思う。200円の値上がりも屁でもないだろ？
おまえらも6400円で夢を買ってみろよ、人生変わるかもしれないぞ。
これ嘘みたいに聞こえるけど、いまオ●ニーしながら考えた作り話なんだ、ごめん。
って言うコメントをmixiで読んだ
結局今年も行かなかったなー
